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◆ルークス市国案内

ルークス市国案内

序文
 ──時は現代。歯車が動き出し、二つの針は新たな時を刻む。
 数多の情報が氾濫する現代。世界に人は溢れ、そして生を営み、栄える。
 されど変りない日常を過ごす人々は知らない。自らが過ごす日常の裏側に隠れ棲む『ディアボルス』の存在を。
 人を闇へと誘い、その魂を喰らう彼の存在は、この情報社会の中にあっても人々に気付かれることなく、世界に潜み、社会に潜む。
 光在るところに闇が在るように。火の灯るところに影が出来るように。
 奴らは常に人の世の裏側で存在し続けてきた。人は、餌でしかないのだ。

 だが人は、決して食われるだけの子羊ではない。聖なるCrossの御旗のもとに、人は抗いの刃を握る。
 ──Sacread INNocence(セイクリッド・イノセンス)
 時計草を国章に掲げる世界最小の国家にして、世界最大の西洋教会の中心地。そして、知るべき人は知る退魔組織の総本部。それこそが君達の所属する組織、ルークス教会だ。
 この場所より『SINN(シン)』と呼ばれる君達は、世界の各地へと飛び、そしてディアボルスを討伐する。
 これは、世界の命運を賭けた戦い。そして、君達の物語である。

∇戦う理由


市国
ルークス市国全景

 まずは、君達にとって拠点となるルークス市国について紹介しよう。
 イタリアのローマ市内にある、世界で最も小さな国。それがルークス市国である。
 信者二十億を超える世界最大規模を誇る西洋教会組織ルークス教の総本山。法王が住まう地ゆえに世界中の教会の頂点となり、世界で最も多くの祈りが集う場所として、毎年多くの観光客や巡礼者が訪れている。
 しかし、真に重要なことは、この街が世界の脅威に対抗するための機能を集中させた要塞である、ということだ。
 慈愛と隣人愛を説くこの教会には、秘密裏に古来より人々に仇なす悪魔――ディアボルスと戦う組織が構成されていた。
 幾重にも張り巡らせた儀式結界が、悪魔の侵入を十数世紀にもわたり拒み続け、重要な聖遺物や文献を現在に伝え、また、悪魔研究の最先端でもあり、魔を滅せる力を宿した武具や聖具の開発が日夜進められている。
 世界各地で起きる超常事件を解決するために、各地の教会や支部をとりまとめ、君達を世界へと送り出す戦いの出発点。
 ルークス市国とは、そういう場所なのだ。

天使と悪魔
 ――天使(アンゲルス)とは。
 天使とは神の忠実なるしもべにして、人に光の力をもたらす存在である。
 彼らは世界の運行にも大きく関わり、特に最上位に位置する四大天使と呼ばれる天使達は、世界の根幹を成す四大元素を司ると言われ、その力の大きさは他の天使達の比ではない。
 天使は純粋にして無垢なる存在であり、中には人の身に宿り、その神秘なる力を宿主に分け与える天使もいるとも言われている。
 君達の中にも天使の存在を感じ、その力の恩恵を授かる者がいるかもしれない。

 ――悪魔(ディアボルス)とは。
 ディアボルスとは神への敵対者であり、世の闇の全てを司る存在である。
 暗き魔界の住人である彼らは、古の時代より人を闇へと誘い、その魂を喰らう。ということを続けてきた。
 しかし、一般社会では魔法や奇跡を含め、存在が眉唾とされている。それはディアボルスがアストラル体で構成されており、一般人が視認する事も、その姿を記録する事もできないからだ。加えて、彼らは忘却をもたらす力を纏う。その力に晒された者は、すぐにその記憶を消されてしまうのだ。伝承に語られる悪魔の姿も所詮はディアボルスの存在を曲解した風聞に過ぎない。
 そして、ディアボルスは不滅であるとも伝えられている。例え超常の力を宿した武器でその身を裂いたところで、連中はいつしか復活する。
 このように恐るべき力を持つディアボルスだが、近年その活動が非常に活発となったとも言われている。

クラス
 大体の説明はここまででいいだろう。ではそろそろ、君達のクラスについて聞かせてはくれないだろうか。
 クラスとは何か、だって? おっと、君達はどうやら己の力に無頓着なようだね。
 ではお教えしよう。このルークス市国にやってきた君達には、それぞれが神秘の力を秘めているはずだ。その力は幾つかのタイプに分類される。その分類がクラスと呼ばれるものだ。
 いずれも魔法と同じく源流からして異なるものだが、闇を制する力であることに違いはない。クラスは違えど君達は仲間なのだ。仲良くやって欲しいね。
 では、クラスについて説明していこう。

エクソシスト:魔を退ける者
エクソシスト  君は神の声を聞いたはずだ。
 生まれたときか、ついさっきか、それは分からない。
 だが、神の声を聞いた君には、すでに魔を滅する力が備わっていることだろう。
 エクソシストと呼ばれる君達の出自は様々で、中には戦うすべを知らずに力を得た者もいる。
 しかし、神に選ばれた君は全てのクラスの中で唯一、自らの手で不滅のディアボルスを滅することが出来るのだ!

パラディン:異端を裁く者
パラディン  君は神の声を聞いたはずだ。
 君には課せられた使命がある。
 それは光の道を邁進し、世の闇を払う剣となること。
 そのために君はこれまで厳しい鍛錬に耐えてきた。そしてその力は、確かな武器となるに違いない。
 異端を断罪するは、神に捧げし剣たる我が身なり。
 鍛え磨いたその力と技は全てのクラスの中でも最も強靱だ。それこそが、パラディンの資格を得た君の矜持となるだろう!

エンジェリング:その身に翼を刻む者
エンジェリング  君は神の声を聞いたはずだ。
 君の身体に奇跡の証が刻まれた。
 アンゲルスと呼ばれる存在を自らに宿した人間をエンジェリングと呼ぶ。自然の摂理を手にした君は、その力を解放するとき、輝ける翼を纏うことだろう。
 だが宿した力はもろばの刃。ディアボルスにとってはご馳走とも言えるものだ。そのため、君自身がディアボルスに狙われる場合だって考えられる。しかし、それを退けることとて可能なはずだ。
 全てのクラスの中で最も神に近い位置にいる奇跡の体現者、それがエンジェリングと呼ばれる君のことだ!


ハンドラー:黄金を顕現する者
ハンドラー  君は神の声を聞いたはずだ。
 君の知識は黄金の未来に通じている。
 かつて世を席巻した錬金術士の末裔として、君の中には余りある知識が詰まっている。
 その知識の一端を、君はパペットという人造の従者を以て示した。
 パラディンのような力はなくとも、エンジェリングのような奇跡を使わずとも、人は人の手で人の域を超えることが出来る。
 それを示すのは、全てのクラスの中で最も多様な可能性を秘める、君自身を置いて他にない!


クレスニク:人と獣の狭間にある者
クレスニク  君は神の声を聞いたはずだ。
 君は神と始祖に誓ったはずだ。
 君の中には清き獣が宿っている。
 その獣は君自身であり、君が振るう強き力でもある。
 君達クレスニクには、神より夜を切り裂く力が授けられている。身に刻まれた聖なるXの印こそがその証だ。
 全てのクラスで最も強い魔性を帯びながら、光の道を志す獣。それが君達クレスニクだ!

SINNの証
 対ディアボルス活動を行うため、『SINN』となった君達には、その証として金属製のプレートが支給される。
 タリスマンと呼ばれるそれは、君達にとっては重要な身分証明の証であり、その名の通りの加護の札でもある。
 君達はそれを手にすることで、ルークス市国内部の各施設を利用することが出来るようになる。また、タリスマンには君達の戦いを助ける働きがあることも追記しておく。それこそが加護の証たるタリスマンの効用である。

・断罪資格と紋章
 タリスマンとは別にパラディンにのみ与えられる資格がある。
 人でありながら自ら進んで魔に組する者、『異端』を断罪する、断罪資格である。
 断罪資格は、簡単に言ってしまえば殺人許可証である。しかもその効力はいかなる国家の法律よりも優先される超法規的なものであり、断罪符と呼ばれるライセンスを以て保証される。
 また、彼らはルークス市国に正式に仕えている騎士でもある。そのため、式典や、諸外国での公開捜査などで着用が義務づけられた正装が存在する。その正装には、教会の神聖なる紋章が刻まれ、法王が統治する国に仕える者としての誇りと責任、そして、国家機関すら凌駕する権限を持った活動を行える効力がある。
 但し、当然のことながらその行使には細心の注意を払わなければならない。
[正装のアレンジ]
 正装のアレンジは原則禁止されている。この装備が、権力を持った制服であり、また、優れた聖品(魔法の武具)であるからだ。
 但し、式典以外に限られるものの、騎士としての家紋やその意匠を示すためならば、その仮面についてのみ自由なデザインが認められている。実際、家紋に記された竜やグリフォン、獅子といった動物をモチーフとしたものがよく見受けられる。
[正装に書かれた三行の文字]
in nomine pater
et filius
et spiritus sanctus

(父と子と聖霊の御名において)

パラディンの正装

∇断罪資格の剥奪


魔法
 君達に与えられた力の一端を紹介しよう。
 それは魔法と呼ばれる、超常の現象を発生させる神秘なる力の発露である。
 しかし、一口に魔法と言っても、その中には幾つか分類がある。
 それらの分類は傾向や種類といった区分ではなく、源となる力からして異なる、完全なる『別のもの』なのだ。
 それは神がもたらした奇跡の一端であったり、天使が見せる自然の摂理の具象化であったり、人が己を鍛えることで得られる力の結晶であったり、連なる記憶の内に磨き抜かれた技術の粋であったりと、様々である。
 またもう一つの分類として、四つの属性、エレメンタルが挙げられる。
 地水火風の四大元素に根ざすそれは、元素を司る四大天使より人へともたらされた加護であり、君達のみが得ることが出来る特権の一つだ。
 魔法の種類と、君達の固有のエレメンタル。この二つから、君達が個々に体得できる魔法が定められる。
 ただ忘れないで欲しい。
 魔法は強い力を持つが、それを使うのはあくまでも君達自身であり、そしてそこには人の身であるがための制約もまた存在するということを。
 では、魔法の種類とエレメンタルについて、軽く記しておこう。

・魔法の種類
エクソシスム(exorcismus)エクソシストが扱う魔法であり、呪文の詠唱により奇跡をもたらす。
直接的かつ効果的な対ディアボルス専用魔法。
フォース(force)パラディンが扱う魔法であり、集中によってその身に戦う力を宿らせる。
格闘や射撃戦における戦闘力を極限にまで高める魔法。
グレイス(grace)エンジェリングが扱う魔法であり、祈りにより天使の力を具象化させる。
神の加護に代表される癒しや施しに加え、自然現象を体現する魔法。
スレッド(thread)ハンドラーが扱う魔法であり、思考によって体内に宿る見えない糸を解き放つ。
物品を意のままに操り、また、様々な素材を縫合し革新をもたらす魔法。
ルーガル(rugaru)クレスニクが扱う魔法であり、雄叫びによってその身に戦う力を宿らせる。
様々な獣の力や超常的な能力を自らの肉体に直接発現させる魔法。

・エレメンタル(属性)
地(earth)大天使ウリエルより賜りし加護。雄大にして堅固なる大地を宿す。
水(water)大天使ガブリエルより賜りし加護。冷たくも静かなる水面を宿す。
火(fire)大天使ミカエルより賜りし加護。滾り荒ぶる勇ましき炎を宿す。
風(wind)大天使ラファエルより賜りし加護。激しさと優しさを併せ持つ風を宿す。

 さて、魔法やエレメンタルについては理解していただけただろうか。
 それらを知ったついでにもう一つ、守護力についても知っておいてもらいたい。
 守護力とは、人が生まれながらに宿す魔に対する抵抗の力を指す。これは神が人という種に与えた祝福の一つであるとされており、特に力に目覚めた君達はこれを強く有しているはずだ。
 この力があれば、君達は自らに降りかかる災いの全てにある程度の抵抗を示すことが出来るだろう。
 しかし、それに頼りきってはいけない。
 守護力とは言わば神よりの庇護であり、君達自身の力ではないのだから。それを示す事実として、己を鍛え上げた者にはほとんど守護力が働くなる、という事例が確認されている。君達に宿る守護力は確かに数多の危険より君達のみを守ってくれるだろう。しかし君達が戦士として熟練しけいけば、やがてはその力も薄まっていくはずだ。
 子は、成長することで親の手を離れていくのだから。

組織
 世界最強の退魔都市こと、ルークス市国。
 そこが君達の拠点であることは先にも述べた通りだが、では、そこでは一体どのような活動がされているのか。
 今度はそれについて紹介しよう。
 まず知っておいてもらいたいのは、この街に根ざす組織が教会組織である、ということだ。
 隣人愛を説くこの組織、ルークス教会は、その教えゆえに他の宗教や異郷の神々などにも寛容である。その懐の深さもまた、多くの信者を抱えるに到った理由であろうが、その反面、魔なる者には断固たる態度を以て臨む厳しさも併せ持つ。
 そのような組織に君達は所属している。が、その関わり方は様々だ。
 神の声に触れた者や、そもそも聖職者であった者など、信者として組織に属する者もいれば、己の研究のために教会に近づき、ギブアンドテイクの関係を成す者もいる。そこには、必ずしも信仰があるわけではない。人の数だけ理由があり、その理由の数だけの想いがこの街に集結しているのだ。君達にとってこれからのホームタウンとなるルークス市国には、全ての想いを受け止めるだけの器を確実に有している。
 そして同時に、対ディアボルスの最先端としての数多くの機能も備え、それを使いこなす各機関も常駐している。まさにこの街は神の優しさと厳しさを体現していると言えるだろう。
 では、ほんの簡単にではあるが、この組織にある様々な機関や、世界各地に分布する教会、人物について記すとしよう。

・機関
 機関とは、ルークス市国における様々な役割を担う、組織区分のことである。
[聖戦機関]
複数の機関が協力して事にあたらなければならない場合にマネジメントを行う機関。
対ディアボルス活動の多くは、この機関からの全体に対する緊急召集によってなされる。
[退魔機関]
ディアボルスに対抗しうる術、エクソシスムの使い手を育成するための機関。
エクソシストたちが所属する機関であり、軽度な悪魔憑き事件の際には、単独で悪魔祓いを行うこともある。
[異端審問機関]
人でありながら自ら進んで魔に組する者『異端』を断罪する機関。
パラディンたちが所属するこの機関は、本来『異端』を探し出し、神の意を以て断罪するための審問機関である。しかし、実態は、諸外国において、パラディン達の威光を持って活動することが望まれるため、多くのディアボルス事件に戦力として招へいされることが殆どである。
[秘跡機関]
典礼(ミサ)や秘跡などを取り仕切り、一般信者の対応を行う機関。
洗礼や堅信、婚姻やゆるしの秘跡以外にも、ボランティア活動や孤児との交流、讃美歌の修練なども盛んに行われている。
エンジェリングたちがこの機関に所属するのは、当初、最も神の加護が強いここで彼らを保護しようとしたからである。しかし、SINN活動によって更なる天使(アンゲルス)の体現が果たされることが分かってからは、聖戦機関からの招へいに努めて応じる体制となっている。
[聖跡機関]
古代より残る遺跡へと赴き失われた知識や秘法、聖遺物を探し出し、また、それら秘伝の技術を用いて、聖水、聖品(魔法の武具)を作る機関。
ハンドラーたちが所属するこの機関は、主要なメンバーが考古学者や工学博士などの学術研究者であり、そのたぐいまれなる頭脳で組織を助けている。
[神託機関]
国や教会全体の祭りごとを司る機関であり、法王直属となっている。
各機関や、世界各地の大司教区の上位に位置しており、各機関を統括している枢機卿たちが所属している機関でもある。
また、未来を見通す預言者が所属しており、ときとして重大な危機を予見することがある。
国の重要機関であるため、一般の聖職者やSINN達も、無暗に立ち入ることを許されていない。

・世界各地の教会
 君達が所属する組織の版図は、世界全土に及ぶ。
 その組織の屋台骨として信者二十億を超えるルークス教を支え、ルークス市国の末端として各地で君達の手助けをしてくれるのが、世界各地にある教会である。
 教会は、概ね国別の大司教区に所属しており、法王から任命された大司教によって治められている。大司教区の数は、所属する教会の数や人口、信者数によって様々であり、例えばアメリカ36、日本3、イスラエル1となっている。
 教会は、表向きは普通の教会や礼拝堂であり、もちろん一般の信者の出入りも盛んである。しかし、裏側ではディアボルス殲滅のために動き、必要とあらば各方面に圧力をかけることも辞さない。
 君達にとって、ルークス市国が本拠地だとするならば、各地の教会はその前線基地と呼べるのではないだろうか。

∇転移方法

∇核の脅威


・ルークス教会の元老たち
[法王]
 ルークス教会の長にして、全ての信者達の頂点に立つのが法王である。
 時として世界に対して大号令をかけることもある法王は、世界で唯一にして絶対の神の代行者であり、最も敬虔な信者でもある。法王には各地域の大司教を任命する権限があり、法王自身もルークス市国を統括する大司教としての立場を併せ持つ。
[枢機卿]
 法王の元、国や教会の祭りごとを執行する、いわゆる大臣たちである。
 各機関の責任者や法王の補佐など様々な重責を担っており、現在、ルークス教会には法王の下に直属の七人の枢機卿が存在する。
[大司教]
 大司教区を管轄する大司教は、所属する全ての教会、神父たちの代表であり、その地域の責任者である。
 君達にとっては法王より接する機会が多い大司教達は、個性豊かながらもそれぞれが優れた聖職者であり、心豊かな者ばかりである。
 戦いは過酷で、殺伐としたものであるかもしれない。しかし、君達は自分が人であることを忘れてはならない。もし、何か迷うことがあったら、大司教に打ち明けてみるといい。きっと、君達の迷える心を導き、そこに光明を与えてくれることだろう。

・ルークス教会の協力者たち
[ライカンスロープ]
世界中に点在するルークス教徒の中には、人ではない者たちもいる。それが獣の力を宿した種族、ライカンスロープである。
かつて、ヴァンパイアと呼ばれる者たちから奴隷として虐げられてきた彼らは、神の教えに目覚め、ヴァンパイアの圧政に抗うすべを神より授かった。
その時に交わした「コルネリウスの盟約」のもと、彼らは今、協力者として悪魔との戦いに加わっている。

最後に
 ここに至るまで、君たちが知るべきことはほぼ説明し終えたと思う。
 あとは、君達がこれからここでどう過ごしていくかだ。
 これまで散々、ディアボルスとの戦いを強調してきたわけだが、何もそれだけが君達に課せられた使命ではない。そして、使命だけが君達の日常ではない。
 この世界は遍く広く、どこに何があるか分からない。
 誰も知らない場所に、誰も見たことがない風景が広がっている場合だってあるし、伝承の中にある幻想を垣間見ることが出来る場合だってある。
 君達はそれを見れる立場にある。
 しかしそれとて、世界の全てに比すれば氷山の一角の、そのまた一角に過ぎないのだ。
 世界はどこまでも広がっている。
 そしてそれと同じほどに、蔓延る闇は根深い。
 人は本能として未知を恐れる。
 だが、未知があるからこそ可能性があり、そこに未来へと続く道が拓けるのだ。
 そう。
 今、君達の前に拓かれた道は確かな未来へと続く道。
 だがその行く末は、未だ定まってはいない。
 闇を恐れてはならない。
 魔に屈してはならない。
 人の世を光り輝く未来へと導くために、今こそ、君達の力が必要となるのだ!
 集え、ルークス市国に。
 戦え、君が掴んだその力で。
 永劫の時を刻むルークス市で君を待つ!

 SINNの世界観の基本解説。
最終更新:11/07/11 22:09:43
更新者:ルークス市国の衛兵(sz0020
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3rdカテゴリー

ルークス市国国章

 ルークス市国の国章は時計草がモチーフになっている。 大聖堂の時計と合わせて、ルークス教会の歴史に大いに関係があるらしい。∇国章(左)国旗や公的資料…

地下牢

ルークス市国の中心部の地下に存在する施設。市国内で罪を犯した者(異端含む)などを拘留する場所であり、オイタをしたSINNなどがお仕置きの為に連れて行…

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